町から聞こえてくる楽しげな音楽。




 大好きな季節がやってくる。





貴方と初めてのクリスマス?=前編=






 「何、してるの?」



 万屋に飾られたそこそこ大きな杉の木。

 そこにきらきら光る飾りがついていて

 てっぺんには大きな星。


 「何って・・・はクリスマスツリーみたことないの?」


 「・・・あるけど。」





 銀ちゃん、それはモミの木でしょう?





 「細かい事は気にしないアルよ。


 気にしてたらはげるアル。」



 そう神楽がつぶやいた途端

 銀時は目をひんむきの肩をつかんだ。



 「!!!おまっ!はげんのか?


 禿げないでくれェェェェェェェ!」









 銀ちゃん・・・私のことなんだとおもってるの?(怒)







 ばきっ、ごと、・・・




 「「「「・・・え。」」」」





 どかんっ!!!





 「っんだコレっ!!!煙幕か!?」


 急に万屋の中に充満したのは真っ白な煙。




 「、無事か。」



 にとってかなり聞きなれた声。


 「・・・トシちゃんなの?」


 そう、答えると急に腕をつかまれる。




 「今日くらいは返してもらうぞ。」


 真撰組の副長の土方がの腕をつかみ立っている。

 その後ろにはバズーカを抱えた沖田もいる。


 「は?何言ってんですか?

 は俺と今日も一日ラブラブランデブーするんですぅぅぅぅ!」



 「お前。んな事言ってて恥ずかしくないのか・・・」



 銀時は苦悩する土方からを奪うように取り返した。



しかし亜梨子はくっと顔をあげ土方の方へと振り返った。

 「・・・トシちゃん!」


 「・・・何だ?」



 「私、真撰組に行くよ。」









 「「「は?」」」




 銀時はつかんでいる手の力をより強めた。


 「おまっ、何いってんの?俺と一緒に聖夜を明かすって約束は??」

 「そんな約束してないし!!・・・それに」


 「?」













 「禿げない子でもさがせばっ!!!!」








 そう言い放つとは土方と沖田の腕をつかみ


 ずるずるとひきずりながら外へと歩き出した。





 
 「おい、いいのか?」


 土方は心配そうな顔での顔を覗き込む。

 そもそも煙幕まで使い奪いにきた事は棚に上げているのか。



 「いいんじゃないですかィ?・・・ちゃんが決めた事でさァ。」


 そう言って総悟はパトカーの運転席に乗り込んだ。

 


 「・・・そうだな。俺としては嬉しいしな。」



 土方はの頭を軽くなでて、


 の手をとりパトカーヘ乗り込んだ。 




 「プレゼント、何がほしい?」

 「いいよ、そんな・・・」


 「遠慮すんな。言えや。」




 「・・・ありがと、トシちゃん。」







 そして、をのせたまま


 パトカーはクリスマス用に彩られた屯所へと入っていった。









 トシちゃんは凄く優しい。




 




 町のイルミネーションは少し寂しげ。







 ・・・・何がハゲよ。





 クリスマスにそれはないでしょ。





 銀ちゃんの馬鹿。


 




 絶対に銀ちゃんの所になんて

帰らないんだから。



















日付け12/24・・・クリスマス・イヴ




=後編=









クリスマスドリの前編です。

むちゃくちゃすぎる展開でごめんなさ・・(げふ)

後編(クリスマス本番)は25日にアップ・・・します。

まあ、基本展開が一緒で申し訳ないです。

たまにはちがくするか・・・?



12/24 瀬尾 亜梨子