ハッピー・クリスマス (後編)
「ごめんね。ついてきてくれて。まさかジュース足りなくなると思ってなかったし・・・。」
「良いって、良いって。女一人に任せるの悪いしな。」
私は今、山本君と二人、街を歩いていた。
パーティーの真っ最中だけど。
「でも、ホント助かったよ。ツナはリボーン達見てなきゃいけないし、ランボはイーピンからかってたし、京子とハルは足りなくなった料理作ってたし、獄寺君はビアンキ姐さん見て倒れちゃうしさぁ・・・。」
「皆大変だよなぁ。」
ハハッと笑う。やっぱりかっこいい。優しいし、人望はあるし、素敵な人だと改めて思う。
「・・・。」
近道した公園で、ふと、山本君が立ち止まる。
「どうしたの?」
真剣な顔で見るのでびっくりした。
「俺・・・さ、と外に出たの手伝うだけじゃなかったんだ・・・。」
山本君は顔を赤くして頭を掻いた。そして、息をつき、
「あのな・・・俺、お前が・・・好きなんだ・・・。今日、早く来たのもに会いたかったからだし・・・。で・・・ツナと仲良いの見てたらコクんなきゃ、って思って・・・。」
と、言った。驚いた・・・。嬉しくて声が出なかった。
山本君は私が否定をしたかったと思ったらしくものすごく慌てた。
「あ、いやごめん。迷惑だよな、気にすんなよ!!せっかくのクリスマスにごめんな。」
そして、きびすを返し歩きはじめた。
「・・・って。・・・・・しも、・・・・き。」
搾り出すような声で言った。いつも、やかましいぐらい元気なのになんでこんなときは弱くなってしまうんだろう・・・。私は自分が嫌になった。
「・・・?どうした?」
心配した山本君が戻って来てくれた。うつむいた私の顔をのぞきこむ。
「待って・・・。私も・・・好き。迷惑なんかじゃない・・・。私も今日告白しようって思ってて・・・。」
きっと今の私の顔は茹蛸ぐらい真っ赤で、今にも泣きそうで、世界一ブサイクな顔をしているんだろう・・・。
「マジかよ。」
今度は向こうに驚いた顔をされた・・・。私は、思いっきり首を縦に振った。
「両想いじゃん!!最高!!」
と、満面の笑顔で抱きしめられた。
「う〜・・・・っく。」
嬉しさと緊張となんていうかいろいろごちゃごちゃして気づいたら泣いてた。
「何、泣いてんだよ〜。」
抱きしめられながら優しく頭を撫でられる。
「だって〜。」
「・・・ホラ、雪だぜ。」
顔を上げると雪が降ってきていた。
「ホワイトクリスマスだな・・・。おっし、、これからイルミネーション見ながら少し散歩して帰ろうぜ。」
腕を離し今度は手を繋がれた。繋がれた手と、呼ばれた名前で顔が真っ赤になった。赤くなりっぱだなぁ・・・私。
「・・・い・・・今、って。」
「おう!!これからはじゃなくてって呼ぶから、覚悟しとけよ!!」
「・・・うん!!じゃ、私も武って呼ぶからね!!」
そして私達はイルミネーションの中に走り出した。
雪も降ってるし、隣には武もいて本当に幸せなクリスマスだね。
終わり
後書き
REBON!!初書きです。キャラ違う気がしてきた(あわわわわわ・・・)
これから修行します・・・。
12/25 白王龍華