世界の中心がどこかだって?
そんなの分かりきったことじゃねぇの?
さんよ。
愛を叫ぶ場所
「ねえ、銀ちゃん。」
「あー?」
「世界の中心ってどこ?」
かー・・・
いつもそうやって銀ちゃんは答えにくい事をはぐらかす。
ジャンプを持ったままソファーで狸寝入り。
「銀ちゃんってばー」
起きない。
そういう時は・・・。
「パフェかってこよっか?」
こう言えば大概、銀ちゃんは声をだす。
イチゴ味ー、その少しだるい声を聞かせて?
「銀ちゃん?」
まだ寝息をたてている銀ちゃん。
「本当に寝ちゃったの?」
銀ちゃんの側に近寄って
その銀色の髪に触れてみる。
「寝るわけ無いだろ。」
急につかんできた腕に抵抗する時間も与えられなくて
ふいうちのキスを奪われる。
「銀っ・・・」
「・・・ったく、何くだらない質問してるんですかぁ?さんは。」
まだ互いの息がかかるくらい近くで
銀ちゃんは私の目を見つめてくる。
「・・・くだらないかもだけど、気になったの。」
少しだるそうな私の銀ちゃんは
私の胸に顔をうずめた。
「ここ・・・」
「・・。ん?」
そのままの体勢で銀ちゃんは
ガラス細工に触れるかのように
私の体を撫でる。
「俺にとっての世界の中心はなのよ。わかる?」
「銀ちゃんらしいや。」
そういって私は銀ちゃんを抱きしめて
銀ちゃんも私を抱きしめ返してくれる。
「、愛してンぞ。」
「私もだよ。」
そして銀ちゃんはもう一度
世界の中心で愛を叫んだ
END
初の最後まで甘めの作品。
ほんとは甘い作品好きです。
糖尿になるほどに・・・。
11/14 瀬尾 亜梨子
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