再会と出会い−青side−
まさか、と、ちゃんも来てるなんてね。
早く会いたいな。
「約束より早めに着いたわね。」
「そうだね!!」
ここは青春台駅前。ここで待ち合わせをしていた。
「「おーい!!」」
声のほうを見ると青学の制服を着たちゃんとが来た。
「オッス!!二人とも氷帝の制服よく似合ってんじゃん!!」
ハキハキと龍があたし達を誉めた。
「ありがとう。さんは着崩しているのね。」
は、へへっと笑いながら、
「部長には怒られちゃったけどな。」
と答えた。
「立ち話もなんだからそこの喫茶店に入ろうよ。」
あたし達はちゃんの提案で少ししゃれた喫茶店に入ることにした。
「ところで、なんで二人はこの世界に来たの?」
あたしがきくと、は首をひねり、ちゃんはわからないの。と答えた。
「確か・・・外スゴイ雨降ってて、外じゃ遊べね〜なぁって思ったからとパソのメールでテニプリトークしてたらでけー雷が鳴って、外が光ったと思ったら画面がピカーってなって、気付いた青学のテニス部室にいたんよ。」
「そうそう、私も!!」
「わたしも・・・さんとパソコンでテニプリの話ししてたら・・・。」
「あたしも。」
皆同じか。この中に戻れる手がかりがあるかと思ったけど・・・。
とりあえず、雷、パソコン、テニプリトークは手がかりかな?
まぁ、この世界を楽しみますか。
「わたし、ひとつ不満があるのよね。」
考えていると横に座っていたちゃんがポツリときりだした。
「なんで中2なの!?景吾と同じ学年が良かった〜!!」
突っ伏すちゃん。
「「私は不二君の 後輩でも満足(これ大きく)です!!
あたしは侑士の だよ?」」
「オレは桃とタメで超OK!!しかも薫君と同じクラスだし!!」
が嬉しそうにグッと親指を立てる。ちゃん煽っていることに気付け!!
「お〜ま〜え〜の〜せ〜い〜か〜。」
「え”。」
ホラ、思った通り・・・。
ちゃんがスゴイ速さで鞄からポケット六法(辞書)を出すと、に向けて投げた。
「ふぎゃ。」
頭にクリティカルヒット。辞書にはこんな使い方もあったんだ。
「痛い〜!!オレ知らね〜よ!!気付いたら2年だったんだよ。」
龍が頭をおさえ、半泣きで訴える。結構頑丈だね・・・。アンタ。
「それもそうよね。さんじゃあるまいし。」
ちゃんが辞書を手元に置きながら言う。怖いもの知らずだよねちゃん
。
「う〜ん、ちゃん、いくら私でもそこまでは出来ないよ。」
ちゃんはニコッと微笑んだ。
なんか、周りの温度下がってるよ。
龍なんか半泣きしてるよ・・・。
あ、あたしがなんとかせねば!!
「あ、とちゃんは今どこ住んでるの?あたしはちょたんち住んでんだ!!ちゃんは侑士んちだよ。ね。」
あたしは、ちゃんに同意を求めた。だって、このままじゃ怖いし・・・。
「へぇー、青ちゃんは忍足ちかと思ってた・・・。」
「ずーっと、一緒にいたら血が足りなくなるって。」
ちゃんの言葉に二人は、わかるかも。と頷いた。
ホント一緒にいたらヤバイさ。学校で会うだけでもやばいのに・・・。
「オレは、リョーマんちだよ。リョーマふとした瞬間が可愛くてさぁ。もう抱きしめてグリグリしたい感じ。」
「、やばいわ。」
「さん、とりあえず犯罪はしないでね。」
「、リミッターが外れないように祈ってる。」
のヤバイ発言にあたし達は揃ってツッコミを入れた。
「だいじょびだよぅ!!」
「あ、ちなみに私は薫君んち。穂摘さんも飛沫さんも葉末君もスゴイ良い人たちよ。」
「その良い人達がお前の黒さにやられないようただただ祈るばかりだ。」
がさっきのお返しとばかりに祈る真似をしちゃんはその龍にニコニコと黒い笑顔で詰め寄る。
「なんだって?」
「だーかーらー!!」
あまりの怖さに慌てて手を横にブンブンと振った。
「ちょっとあなた、他のお客に迷惑でしょう!!」
いきなりした声にあたし達ほ驚き声の主を見た。
「「「「観月・はじめちゃん!?」」」」(はじめちゃんと呼んだのは)
あたしたちが思わず名前を口にしてしまうと観月は驚いた顔をした。
「あなた方は一体?」
あ〜あ、やっちゃった。まぁ、ばれて困るもんでもないし・・・まぁ、良いか。
「あ、驚かせてごめんなさい。」
ちゃんが代表して話し出す。
あたし達は黙って見守ることにした。
「実はね・・・」
彼女は涙ながらに話し出す。ん・・・涙ながら?
さりげなく目薬持ってる。がそれに気付き「あ!」と言い、すかさずちゃんが余計なことを言うな!!とでも言うようにポケット六法を龍の顔面にHITさせた。
ちゃんが話し終えると観月はあっけに取られた顔をしていた。それもそうだな・・・。
「わかりました。信じましょう。」
「ありがとう。信じてくれて。」
ちゃんが微笑みながら手を握ると観月の顔が赤くなった。こりゃ惚れたな。
「はじめちゃん顔赤いぞ〜!!」
「う、うるさいですよ。さん。」
「大丈夫?熱でもあるの?」
とちゃんが心配そうに席を立ち観月を見つめた。
天然なのか、計算なのか・・・。まぁ、どっちも怖いけど・・・。
真っ赤になりすぎた観月を見かねちゃんが声をかけた。
「さん、手離してあげたら?観月君倒れちゃうから。」
黒いな・・・ちゃん。
観月は自分から手を離すと
「で・・・では、これで失礼します。また会いましょう。」
と顔を真っ赤にしたまま帰って行った。
「うん、じゃーね。」
ちゃんはニコニコしたまま手を振っていた。
「どーでもいいけど、はじめちゃん何しに来たんだろうな。」
「さぁ。そろそろあたし達も帰ろう。暗くなってきたし。」
「そうね。」
あたし達は席を立ち、それぞれ家路へと急いだ。
これから何が待ってるかわからないけど明日からまた、頑張ろう!!
終わり
後書き
やっと、第四章。
の黒さがやっと出てきました。
の必需品は辞書。普段はそれを一生懸命(?)読んでて武器にもなる。
あと必需品はいくつかあります。
はこの中じゃ1番弱い子?
青は皆を見守る感じの子です。好きなこと(人)になると4人ともヤバイくらい壊れますが・・・(笑)
白王 龍華