今日は年に一度のスペシャルデー。
私にとってははじめての、青春学園文化祭。
青学祭

「ちゃぁーんvvvvvv」
文化祭当日である、今日この日。
ただでさえ熱気でむんむんとしているというのに
菊丸はとどまることを知らない。
菊丸に出逢った当初はその、あまりのテンションと抱きつき攻撃に
驚きあせっていただったが、
毎日のように繰り返されているうちにすっかり慣れ、
今ではあまり気にならなくなっていた。
「菊丸先輩。今日も元気いっぱいですね。」
「なんてたって楽しい楽しい、文化祭だもんv」
そう言ってべったりとにくっついている。
「ところで、先輩はクラスの方の準備しなくていいんですか?」
「よゆー、よゆー☆オレの担当の仕事はおわったもーん」
「へー、仕事早いんだね。」
「まーねっ・・・・・・・・・」
気配もなく背後から聞こえてきた聞き覚えのある声におそるおそる振り向く菊丸。
そこにいたのは、菊丸の熱気では立ち向かうことの出来ないほどの
この辺り一帯を零下の世界へと誘う、究極の微笑をうかべる不二であった。
「あっ、不二先輩!こんにちわっ。」
「ふふっ、こんにちわ。ちゃんのクラスは準備はかどってる?」
「はい!いい感じですよ」
英二に見せる微笑とはまったく逆属性の笑みでと会話する不二。
そして、さりげなく英二をひっぺがしていた。
「そういえばちゃんのクラスは何するの?」
「『校庭の中心で愛を叫ぶ』ですv」
「あの、好きな人をつれてきて校庭に設置されているステージから告白するって企画の?」
「はい!!!」
「ふふっ僕も参加しちゃおうかなv」
「えっ!誰に叫ぶんですか?」
不二はくすっと笑ってそっとの耳元でささやいた。
「男子テニス部マネージャーの姫に・・・ねv」
不二が顔を離しにっこりとに微笑みかけるとほぼ同時に
は爆発音がきこえそうな程に急激に顔が赤くなった。
(・・・・・・・・・・っていうか俺の存在忘れられてる!?)
・・・・・どんまい英二。(酷)
「、最後の打ち合わせやるってよ。」
階段を駆け上がってきたらしい海堂は
不二と菊丸にまるで気づかずの目の前に立つ。
「海堂、大変そうだね(微笑)」
「ふっ・・不二先輩いつからそこに・・・!」
「ずっといたよ。」
「・・・・・。」
(ふーん、この僕に気づかなかったんだ、へーーーーー)
といった最強の笑みを浮かべる不二におびえ硬直する海堂。
不二の笑みより、海堂が三途の川をわたりかけそうになった
時、くんっと腕をひかれた。
「打ち合わせいかなきゃでしょ?いこっか。」
・・・・助かった!!!!
海堂はうなづき(言葉も出ないほど嬉しい様子)
は菊丸と海堂に手を振りその場を去ったのだった。
「うーん・・・どうしよう。」
そう、のクラスは準備などは忙しかったものの
始まってしまえば司会、音声、照明係り以外は暇になってしまったのだ。
テニス部の方では、今年は乾考案による健康ダイエット食品(乾データに基づき作られたクッキーなど)
を売っているが、当番は一年中心でまわってこない。
「どこかのクラス、見てこようかな・・・。」
→
「腹減ったなー、腹減ったよー」 「うわぁっ!どうしてここにっ・・・!」
「あっ、ちゃん。きてくれたのかにゃ!!」
「・・・。迷子になったのか?」 「今のところデータを上回っているぞ。」
「よろこんでお供します、お姫様v」
「先輩、一人っすか?」 「なんだか、恥ずかしいなぁ。」
「ったく、危なかしい。」